ともっちゃ工房 くつろぎ空間 部下を持つなら兵法書を読んておけ









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部下を持つなら兵法書を読んておけ

有能な上司になるために。
無能な上司に振り回される有能な部下を救うために。

しかし奨めたところで、兵法書と聞いて渋る人も多い。
単純に軍事的なイメージが強く、それに対する抵抗もあるのだろう。
戦後教育の賜物なのか、偏見が強くなるばかりだ。

部下を持つ組織。
軍隊然り、企業然り、政治家然り。
兵法書とは、いかに兵を有効に扱うか、というモノ。
読んで字の如く、
兵(部下)の運用法についての書だ。

孫子の兵法 (図解雑学)孫子の兵法 (図解雑学)
(2003/06/01)
水野 実

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兵法書で有名なのは孫子だろうか。
二千年以上も前の内容で、古すぎると思う人もいるだろう。
現代では通用しないという感想もあるかもしれない。
しかし、人間の本質というのか、
現代で言う集団心理などに関しては、
おそらく現代人が思っているほどに進化はしていない。

現代でも集団心理は衝動的なものだという認識はあるだろう。
集団になるほど思考は単純化されるものだ。
単純化したその思考は人間の本質とも取れる。

その本質を知り、応用することが兵法の基本であると、個人的に思う。

このように言うと難しそうな印象になるかもしれないが、
実際には単純な内容が多い。
至極当然のことも書いている。
兵法書自体の文量も少ないと言っていいだろう。

ここで重要なことは、
兵法書の内容は本質的な部分を記しているため、
その解釈がいくらでも膨れ上がる内容だということ。

例えば、
「死地に陥れて然る後に生く」
死地は逃げ道のない、戦わないと生き残れないような状況を示す。
いわゆる背水の陣とはこのような状況で、
戦うしかない状況にして、必死に戦わせるものだ。
簡単に言うと
夏休みの宿題をラスト三日に徹夜でやるようなもの。
しかし、これを誤解してはいけない。
背水の陣そのものは囮だったということ。
兵の敗走を防ぎ、隊の瓦解を防ぐための手段で、
逃げられずに戦い続けることで敵を釘付けにすることが目的だった。
その間に別動隊が敵軍の城を攻め落とし、結果的に勝利したという応用。
そのために兵の結束に注力するという前準備も忘れてはならない。
勝利の手段があり、それを信頼できなければ、兵は戦い続けることができない。
準備もなくこの陣を敷けば兵の大半は降伏するか、寝返っただろう。

夏休みの宿題の例は、
序盤の休みを堪能するという目的を達成するため、
後半で死地に追い込み、短期決戦に挑んだと言える。
ついでに、休み明けのテストではそれが生きて高得点になるおまけつき
前者は兵法を理解した上での作戦、
後者は個人の願望を優先する単純思考の産物という決定的な違いだが、
作戦として意識できれば「後顧の憂いを無くす」ことを優先する選択も生まれるだろう。

兵法知った上で状況を見ることが出来れば、
多彩な状況に応用することができるはずだ。

兵法書を読むだけでも
人心掌握、状況把握、展開推測、方針選択、人材活用
これらの助けにはなる。
古い書なだけに解釈も必要だが、
読んでおいて損はない。
最近は解説付きの本が多く、
例も併記されていることが多いので、
文庫本の感覚で休日や通勤の合間に目を通すこともできるだろう。

人の上に立つ者の条件は、個人的にだが、
経営学や経済学よりも、兵法の方が重要だと思っている。
と、言うのも、経営や経済に秀でた者を引き入れることで補えるからだ。
優秀な人材を揃え、その者達の意見を総合的に判断し、決断してその責任を負う。
なにも、上にいるからと言って全てを完全に把握する必要は無いのだ。
そう言うのも、判断のための情報を得る時点で、
結果的に全体の概要を把握しているモノだからだ。

最近では国会で、
総理に詳細な部分での返答を求めた際に、
側近が助言したと批判されたことがあったが、
人材を有効活用しているだけで、本来は何も問題はない。
そもそも、その様な質問の多くは、例えるなら
学校で生徒個人の成績について、校長に質問しているようなモノばかりだ。
担任の先生に聞く方がいいし、詳細な返答も出来る。
総理ならば、大臣などの各専門分野を統括して、
大まかな方針を選択することが重要なのだ。
決断もせず、責任も負わないことには話にならないが。


ともかく兵法書を読むことで、
戦略的な視野を広める事になる。
あと、
人の上に立つなら、
人の動かし方くらい知っておけ。

ってこった。



[ 2011/01/09 19:46 ] 酔っぱらいの主張 | TB(0) | CM(0)

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